「行商〜ギャラリー・サーカス」出展のお知らせ。

この度の歴史的な大震災、大津波、そして追い打ちをかけるような原発事故。

つくづくとアート、そして自分自身の立ち位置を考えさせられています。そして新しいフェアへの参加についても。まだ行方不明の方々がいらっしゃるのに派手な行為はしない方が良いのではないか、という思いも有りました。しかし、自分は身近なところから出来る事をひとつひとつ行っていくことでしか責任や役割は果たせないという結論を出しました。

サナギファインアーツは今年から新しく始まるアートフェア「行商 〜ギャラリー・サーカス 」に参加を致します。参加作家は、現在取り組み中の新しい試みをギャラリー個展にて発表中の西澤諭志。常に充実し、そして不可思議な雰囲気を持つ写真作品を見せてくれる武田陽介。まるで生きているかのような画面構成が新鮮な、弊社ギャラリーで新しく扱い始めた岩名泰岳。三者三様、非常に楽しみな展示となると自信を持っております。どうぞ楽しみにしていて下さいね。

なお、ご入場は無料です。皆様是非ともこの機会にお越し下さいませ。


行商〜ギャラリー・サーカス
期間:2011年4月1日(金)〜3日(日)
時間:11:00〜19:00
入場料:無料
会場:青山・スパイラルガーデン 
URL:http://gemba-firm.com/002gyosho/gyosho.html
ブログURL:http://d.hatena.ne.jp/GYOSHO/

参加作家:西澤諭志(写真)
     武田陽介(写真)
     岩名泰岳(油彩)

西澤諭志展「ドキュメンタリーのハードコア」会期変更のお知らせ。

震災災害に遭われた皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

さて、明日18日より予定しておりました西澤諭志展「ドキュメンタリーのハードコア」ですが、震災の影響により会期を変更し3月25日(土)から開催する事となりました。すでにご案内を差し上げている方には誠にご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い申し上げます。


なお、変更後の会期と営業時間は以下の通りです。

■ 会  期:3月25日(金)- 4月16日(土)
■ 営業時間:12−18時、日・月・祝休
■ アーティストレセプション:3月25日(金)17:00 - 19:00

※ 展覧会初日とアーティストレセプションの日時、及び営業時間が変更になっておりますのでご注意下さい。


直前の変更となり大変恐縮ではございますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。

2月の展覧会、及びTOKYO FRONTLINE 出展のご案内。

すっかり更新が滞ってしまい、ごめんなさい。
昔から時間の使い方が下手なんですよね。すっ飛ばしてしまった武田陽介展、井上光太郎展、EXCHANGE展、申し訳有りませんでした。これからはまめに?更新していきますので、改めてよろしくお願い致します。

さて、2月の展覧会、昨日から始まりました。24歳の若手写真家、井上麻衣さんの個展です。タイトルは「白いユートピア」。住宅展示場を取り続けたシリーズの中から9点を紹介しています。画面の中にたゆたう白い光と、美しくも儚いモデルハウスの情景から何かを感じていただければ幸いです。


©Mai Inoue


「TOKYO FRONTLINE」に参加致します。

そして、2月17日からは新しく始まるアートフェア、「TOKYO FRONTLINE」に共同ユニット「 Aya & Sanagi 」として出展致します。TOKYO FRONTLINE は、従来の国内のアートフェアの形式を発展させて、新しいマーケットの流れを作り出す新しいアートフェアです。日本とアジアに拠点を置く21軒の現代アートギャラリーが、自らのラインナップから次世代のアートシーンを生み出す、魅力的でクオリティあるアーティストたちの作品を展示・販売いたします。SANAGI FINE ARTS は大阪のThe Third Gallery Ayaさんと共同し、フェアに参加致します。参加作家は写真の西澤諭志と油彩の井上光太郎です。皆様のお越しをお待ち申し上げます。

■開催日時:2011年2月17日(木)11:00-18:00
         2月18日(金)11:00-18:00
         2月19日(土)11:00-18:00
         2月20日(日)11:00-17:00

■会  場:3331 Arts Chiyoda 2F 3331 Hall

■入場料 :一日パス¥500/フリーパス(全日程)¥1,800 各イベント参加料別途


TOKYO FRONTLINE URL:http://www.tokyofrontline.jp

「反射する 透過する」展会期延長、およびトークショー開催のお知らせ。

■ 山本和弘 × 椎木静寧 トークショー開催!

すっかり秋らしい季節となりましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

さて、サナギファインアーツで現在開催中の展覧会「反射する 透過する」は10月16日(土)まで会期を
延長する事に決定致しました。そして最終日の16日午後3時より、美術評論家栃木県立美術館シニア・
キュレーターの山本和弘氏と美術家の椎木静寧氏をお招きし、「絵画と写真、その背景と現在」と題して
トークショーを行います。絵画と写真の歴史的・文化的背景とその関連性、またそれぞれを取り巻く現状
について語っていただきます。ご多忙の折りとは存じますが、皆様のご参加をお待ちしています。

※なお、トークショー前後は作品が見難くなると思いますがその点ご容赦いただきます様、お願い申し
上げます。


トークショー 山本和弘(美術評論家栃木県立美術館シニア・キュレーター) × 椎木静寧(美術家)


 会場:SANAGI FINE ARTS 東京都中央区日本橋茅場町2-13-8 第一大倉ビル1F

 日時:2010年10月16日(土)15 : 00 – 17 : 00

 定員:20名(予約制) 参加費:無料

  ※ご予約はSANAGI FINE ARTSまでメール、もしくは電話にて。

   Mail : info@sanagijima.com

     (トークショー参加希望とお書き添えの上、お名前・人数・ご住所・お電話番号を記載してお申し込み下さい)

   Tel : 03-5640-6882 (電話受付時間:火ー土 12 : 00 - 19 : 00)


・会場地図URL: http://sanagijima.com/about/index.html



■開催中の展覧会

反射する 透過する

出品:鹿野震一郎、平松佑介、椎木静寧
企画・構成:椎木静寧

2010年9月11日[土]〜10月16日[土]
12:00〜19:00
日・月・祝 休廊


Sanagi Fine Arts
103−0025
東京都中央区日本橋茅場町2-13-8 第一大倉ビル1F
Tel & Fax 03-5640-6882
info@sanagijima.com
http://sanagijima.com

東京PHOTO2010に参加します!

さて、明日17日から六本木ヒルズ40Fアカデミーヒルズで開催される東京PHOTO2010、サナギファインアーツも出展致します。本日16日は内覧会が行われます。弊社からは尾黒久美・武田陽介・西澤諭志・井上麻衣の4名が参加します。皆様のお越しをお待ちしております。

TOKYO PHOTO 2010



東京フォト2010 開催概要:(URL: http://www.tokyophoto.org/ )

開催日   2010年9月17日(金)〜20日(月・祝)

開場時間 9月17日(金)11:00 - 20:00
9月18日(土)11:00 - 20:00
9月19日(日)11:00 - 20:00
9月20日(月・祝)11:00 - 18:00(最終入場:各日、閉会の30分前)

会場 六本木ヒルズ 森タワー40階 academyhills 40

チケット  当日一般:1500円
学生:1300円
ペア:2500円(男女2名様ご来場につき)
前売り:1200円
ローソンチケット Lコード:39935
六本木ヒルズ TSUTAYA
青山ブックセンター本店、
青山ブックセンター六本木ヒルズ店、
ロゴス渋谷

主催・お問い合わせ
東京フォト委員会
〒105-0013 東京都港区浜松町 1-13-2-1407

アドバイザリー・コミッティー 石井孝之(タカ・イシイギャラリー)
笠原美智子東京都写真美術館
小山登美夫(小山登美夫ギャラリー
姫野希美(赤々舍)
吉井仁実(ヒロミヨシイ)


東京フォトは、今年で2回目を迎える写真の国際アートイベントです。
国内外有数のギャラリーが一堂に会し、写真作品の展示、販売をするとともに、「PHOTO AMERICA II」
をはじめとする特別展、セミナーなども開催し、写真を見る楽しみだけでなく、所蔵し収集する楽しみを
もご紹介する総合イベントです。

昨年行われました第1回目のTOKYO PHOTO 2009はアートフェアという枠を超えた、新しいアートイベ
ントとして国内外で高い評価を受けました。

写真は現代アートで注目されている分野です。海外には、写真作品を求めるコレクターが多く存在し、市場
も活発に動いています。このグローバルな写真作品市場で、日本の作家はコレクターから高い評価を受けて
います。

東京フォトでは日本の作家の作品をはじめとした世界の最高・最先端の作品を多く展示します。美術展として
楽しんでいただけることはもちろん、本当に心動かされるアート作品を購入して身近に置くきっかけになるこ
とを切望しています。

毎年3月にニューヨークで行われるAIPAD 、11月にパリで開催されるPARIS PHOTOと連動した国際的な市場
を日本に誕生させることもその大きな目的の一つです。

2010年7月
東京フォト委員会
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Sanagi fine arts
103-0025
東京都中央区日本橋茅場町2-13-8第一大倉ビル1F
tel&fax: 03-5640-6882
mail: info@sanagijima.com
url: http://sanagijima.com

次回企画展のお知らせ


更新が滞っておりますが(苦笑)、ギャラリーは着々と展示の準備を進めておりました。明日からは、「アグネス・マーティン ドローイング版画展」を開催いたします。猛暑の中、美しいグリッドを描く彼女の作品で一服の涼を感じていただければ幸いです。ご多用中とは存じますが、どうかご高覧いただけます様、よろしくお願い申し上げます。


Agnes Martin - Multiple Drawings -

アグネス・マーティン マルチプルドローイング 展


Courtesy the Pace Gallery, New York


■ 開催日時:2010年8月21日(土) - 9月4日(土)

■ 営業時間:12:00 - 19:00、日・月・祝日休廊


私は平面を塗ったのではなく、ただこの水平なラインを描き出しただけでした。
まもなく、私は他のすべての線を見いだしました。 そして私は悟ったのです。
私が好きなのは この水平なラインなのだと。  - アグネス・マーティン -

アグネス・マーティンはミニマリズム・抽象表現主義で知られるアメリカの代表的なアーティストです。1912年、 カナダに生まれ、その後アメリカに移住。2004年12月に92歳で亡くなりましたが、彼女の40年 に渡る作家活動は、ほぼ全てが細い水平線とグリッドを描くことで貫かれて来ました。

よくミニマリズムの作家として紹介されるアグネス・マーティンですが、彼女の作風は姿形こそミニマリズム的では有りますが、すべて手描きで行われたという、震えるような細く美しいラインの軌跡からはむしろ、メカニカルなミニマリズムの精神とは裏腹に、彼女自身が自らを抽象表現主義の作家と定義していた様に、繊細な手仕事からなる精神的な要素を多分に含んだ感性の作家として評価されるべきでしょう。

この展覧会では1991- 1992年にオランダのステデリック美術館を皮切りとし て全4館で巡回、開催された「Agnes Martin - Paintings and Drawings」展の際に制作された10枚組の限定版マルチプルドローイング作品をご紹介致します。マルチプル版画作品では有りますが、彼女が精魂を込めて描き上げて来た作品達への大いなる愛情をそこに発見することが出来るでしょう。この貴重な機会をぜひご高覧いただけます様、 皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げます。



SANAGI FINE ARTS
103-0025
東京都中央区日本橋茅場町2-13-8第 一大倉ビル1F
tel & fax : 03-5640-6882
mail : info@sanagijima.com
url : http://sanagijima.com/

池添 彰「Repeater」展、始まっています。

いつも更新が遅れており済みません。
どうしてこんなに毎日書類に追われているんだろう、というのが目下の悩み。
事務処理能力が絶対的に足りていないという事を認識せねば。



さて、現在サナギファインアーツでは、池添 彰「Repeater」展を行っています。
池添さんからは是非インスタレーションを行ってみたいと伺っており、正直なところ作品のイメージが湧きにくかったのですが、心配は杞憂でした。水彩と鉛筆、モノタイプに油彩、さらに小さくても迫力の有るオブジェ2点、そして写真。小さなホワイトキューブを生かした軽やかな空間に仕上がりました。

蒸し暑い毎日ですが、ギャラリースペースはなんとも不思議な(神話的な?)空気に包まれています。現実逃避したくなったり、元気が欲しくなったり、もちろん何でも無くてもぜひぜひギャラリーへ作品を見にいらして下さいませ。



「口」池添彰 2010年